『平林初之輔探偵小説選2』平林初之輔(論創ミステリ叢書2 2003.11) bk1 amazon

2巻目は前半が小説、後半が評論という構成。この評論を読んでわかったのですが、平林初之輔は、いわゆる「本格ミステリ」よりも「社会派ミステリ」を好むようです。そして、その好みは自作品にも反映されているようで、その当時ではリアルで面白いのだろうけれど、逆に今読むとどうしても古臭く感じてしまうってわけです。1巻を読んで馴染めなかった理由はそれだったんですね。まあ、マニア向けに出版された本なので、興味のある方だけどうぞ。