『扉は閉ざされたまま』石持浅海(カッパ・ノベルス 2005.5)

今年の読了一作目は「このミス2006」第2位のこの作品。約200ページ足らずの倒叙ものでちょっと短い気がしましたが、この長さでここまでまとめたのは逆に見事なのかもしれません。また“扉を開けさせない”理由を“そこ”に着地させたのには、あっと驚かされました。
しかし、『水の迷宮』や『BG、あるいは死せるカイニス』を読んだ時にも感じたことなのですが、犯人の動機がいまいち納得できないのですよね。自分の心が荒んでるからかもしれませんが。