『浦賀和宏殺人事件』浦賀和宏(講談社ノベルス 2002.5) amazon 楽天BOOKS

密室本企画として発売されたノンシリーズの一冊。うーむ、不快であんまり感想書く気もしないんだけど。まあなんだな、他人の悪口をネタにする暇があったら、もっと面白い作品を書くよう頑張った方がいいと思うな。あと、自分の小説が売れないのを図書館や新古書店のせいにするのも止めた方がいいと思うな。宮部みゆきクラスの作家ならともかく、浦賀和宏クラスの作家にとって全国の図書館はいいお客さんのはずだ。それに新刊書店からは消えつつあるので、そのうち新古書店じゃなきゃ買えなくなるぞ(笑)。既にbk1では買えなくなってるし。みんなに読んでもらえるように貸し出したり、流通させたりしてるんだから、ここは逆に感謝すべきだ。
佐藤友哉の『クリスマステロル』を読んだ時にも感じたのだけど、こういうネタの小説って、本当に読んでいて不快。今後、この作家の小説なんか読んでやるものか、って思えてくる。まあ、最新作を読んで、この作家は自分が読みたいミステリを書くことはないと思ったので、そろそろマジでお別れするつもり。
ところで、amazonのカスタマレビューを目にしたら、「笑える」という意見が大多数。うーむ、理解不能。
マイケル・ジャクソンが幼児虐待で話題になっている昨今、ふと思い出したのが、マイケルのパロディ「Eat It」で、一時有名になったアル・ヤンコビック(笑)。
今どうしてるんだろうと思って検索してみたところ、なんとアメリカでは、その後もCDを出し続けていたようで、現在も健在。しかも最近ベスト版のDVDまで発売されたそうだ(笑)
CDJournal.com - ニュース - パロディ音楽家“アル・ヤンコビック”先生のPV集がリリース

ああっ、久々にあのバカっぷりを見てみたい!(笑)
と思ったんだけど、これ日本のDVDプレイヤーでは見られないのね。うーむ、残念(^^;。
『月に吠えろ! 萩原朔太郎の名推理』鯨統一郎(トクマ・ノベルズ 2003.9) bk1 amazon 楽天BOOKS

タイトル通り萩原朔太郎が探偵として活躍する連作ミステリ。しかも、さりげなく「太陽のほえろ!」のパロディもやってたりします(笑)。『みなとみらい』と『一休さん』を足して二で割ったぐらいのふざけ具合で、謎解きの部分もそこそこ面白い。最近、はずれが続いていたけれど、これは当たり。願わくば、毎回このぐらいのレベルを維持して欲しいものです。
『Heaven's hell (初回限定版) 』Cocco(ビクターエンタテインメント 2003.12) amazon

予約しちゃいました。テレビでも放映された「ゴミゼロ大作戦vol.0」のイベントを収録したDVDです。限定版特典として「Heaven's hell」のCDが封入。またもや限定版に魅せられてます(^^;。
『娘。からママへ 石黒彩のLOVE2子育てレボリューション』石黒彩(角川書店 2003.9) bk1 amazon 楽天BOOKS

二児の母親になった元モー娘。の石黒彩の子育てエッセイ集。なんでこんな本を読んでいるかというツッコミはしないように(^^;。ただ興味があって読んでみただけで、モー娘。のファンでも、ましてや石黒彩のファンでもなんでもありません(笑)。
マイ旦那最高、マイBaby最高を繰り返すだけのエッセイなので、他人が読んだところでアホらしいだけ(笑)。なんとか共感できて面白く読むことができそうなのは、石黒彩と同じ属性のヤンママ(もちろんヤンキーね)とコギャルあたりか。とりあえず梅宮アンナは面白いと言ってくれそうだ(笑)。しかし、芸能人の子育て本ほど役に立たないものはないね。まあ、今更だけど。
最近、流行の『_| ̄|○』 、このAAで、ぐぐってみるとトップに表示されるのがこのページだったり。
うーむ、謎すぎるぞ(^^;>Google
ぜーーーーーーったい買わないつもりだったのだけど。こんな本、霧タク(霧舎マニア)しか買わねーよとか思ってたんだけど。
衝動的に買ってしまった_| ̄|○
確かに霧舎巧は全部読んでる。でも、あくまでネタとして読んでいるだけで、正直一度も面白いと思ったことないし。つーか、あのキャラクター達は気持ち悪いって思ってぐらいだ。
ああっ、それなのに。それなのに。すべて「限定版」ってのが悪いのだぁ。
だってさー、限定3000部で先行予約してたはずなのに、行く先々の本屋で平積みになってるんだもんな。あー、本当に限定3000部なのか(^^;?
うーむ、鬱だ。こうなったら未開封のまま保存して、本当にプレミアつくまで持ってるしかないな。
絶対つかないような気がするけど(^^;。

こっちが表。イラストは同じだけど、メタリック仕様でちょっと豪華。

で、こっちが裏。全面琴葉の水着イラスト。右下の「ヤングマグナム」のロゴがおしゃれ。
ちなみにトレカの絵柄は開封してないので謎。
今日、「なつかしのヒーロー&ヒロインヒット曲集」という食玩をコンビニで発見。「怪傑ズバット」以外はあんまり魅力のない選曲だったのですが、シークレットの2曲が気になるので、つい買ってしまいました。
で、一発でシークレットが出た(笑)

えっと、「ダンガードA」ですか。たいしたことないじゃん。
「超合体魔術ロボ ギンガイザー」とか期待してたのに(^^;。
ってことで、もう買わないと思うので(笑)、残りの1曲情報求む!
と、書いた後、検索してみたら、さくっと判明しました。
「今日もどこかでデビルマン」だそうです。ちぇっ。
最初、聞いたときは実写なのかと思いました。瀬戸朝香より遥かにイメージ通りだし。でも、さすがに今となっては年とりすぎか(笑)。
江川達也自らのご指名ということなんですが、そういえば『コーリュー』もそうですね。ところで、これビデオ化しないのかな。見てみたいんだけど。
そろそろほとぼりも冷めたので、少し前に古本バザーでゲットした本を書いておくことにする(笑)。
この古本バザーでは、去年『ミステリマガジン』のバックナンバーとポケミスをゲットしたので、今年も期待大で参加。しかし、目当ての『ミステリマガジン』は見当たらず。しょうがないので、とりあえず『本の雑誌』(本の雑誌社)2001年分の12冊をゲット。あと、ざっと見渡してミステリを何冊か購入する。
『逆鱗の島へ還れ』阿井渉介(徳間書店 1987.12)
『劇場の迷子』戸板康二(講談社 1985.9)
『ハートストーン』ルース・レンデル(福武書店 1989.12)
『1985年』アントニイ・バージェス(サンリオ 1979.8)
『アガサ・クリスティー』モニカ・グリペンベルク(講談社選書メチエ 1997.2)
『ブラック・サンデー』トマス・ハリス(新潮文庫 2001.3 24版)
戸板がちょっと嬉しい。
とはいえ、今年はポケミスもないし、不作だなあ。と思っていると、追加の本が出現。
おおっ! ポケミスだ! 即ゲットだ!
ということで買ったのは次の本。
『E=mc2』ピエール・プール(ハヤカワSF 1968.7)
『幕が下りてから』ウインストン・グレアム(HPB 1970.4)
『岩場の死』マイクル・アレグレット(HPB 1989.10)
『被害者の顔』エド・マクベイン(HPB 1965.8 5版)
『警官嫌い』エド・マクベイン(HPB 1964.7 4版)
『ララバイ』エド・マクベイン(HPB 1990.10)
d『気ちがい』ロバート・ブロック(HPB 1969.1 4版)
『死ぬのは奴らだ』イアン・フレミング(HPB 1963.6 再版)
『素晴らしき犯罪』クレイグ・ライス(HPB 1960.6)
『イモジェーヌに不可能なし』C・エクスブライヤ(HPB 1972.5)
『ウィチャリー家の女』ロス・マクドナルド(HPB 1974.2 再版)
『列車の死』F・W・クロフツ(HPB 1957.5)
d『死の序曲』ナイオ・マーシュ(HPB 1959.3)
おいおい、『死の序曲』先日の「ポケミス復刊フェア」で買ったばっかりじゃん(^^;。
嬉しいけど、ちょっと悔しいぞ。で、更に、こんな本まで
『ギデオンの夜』J・J・マリック(創元クライム・クラブ 1958.8 函なし)
うーむ、まさか創元クライム・クラブが函なしとはいえ、10円で入手できるとは
思わなかった(^^;。
いやー、久々の大収穫。来年も行こうっと(笑)。
『新本格謎夜会 ミステリー・ナイト』綾辻行人/有栖川有栖監修(講談社ノベルス 2003.9) bk1 amazon 楽天BOOKS

新本格の誕生15周年記念として企画された船上謎解きイベント&トークショーの完全レポート。ぶははははっ!トークショーでの喜国さんが面白すぎ。さすが喜国さん、完璧なボケっぷり。喜国さんのボケてる姿が想像できて、電車の中で吹き出しそうになったぞ。堪えるの必死。うーむ、外で読むには危険な本だな。しかし、なんで関西勢は『フリテンくん』でウケないんだ。不思議だ。自分は十分ウケたんだけどなあ(^^;。
昨日の『トリビアの泉』を見ている時に相方に聞いたトリビア。
三重県鳥羽にあるミキモト真珠島には、横溝正史の『真珠島・獣人魔島』がおいてある。
補足トリビア
ミキモト真珠島には「真珠博物館」というものがあり、真珠に関係したものを蒐集しているようです。
ちなみに所蔵されているのは、角川文庫版。もちろん『真珠郎』もあるそうです。
電話して確認しました(笑)。
『黒沢清の恐怖の映画史』黒沢清(青土社 2003.7) bk1 amazon 楽天BOOKS

ホラー映画監督の黒沢清が映画における原点や映画に対する想いなどを語った対談集。なんとなく読んでみた本ですがとても面白かった。いやいや、黒沢清がトビー・フーパーに傾倒しているなんて全然知りませんでした。実際、黒沢清の監督作品ってデビュー当時は結構見てたんですよ。「ドレミファ娘の血が騒ぐ」は、わざわざ劇場に見に行ったし(実は洞口依子目当てだけど(^^;)、「スウィートホーム」も「地獄の警備員」も見てる。でも、そんなにホラーに思い入れがある監督だとは気づかなかったなあ。って、自分が鈍いだけか。テレビで見た「CURE」があんまり面白くなかったので、それ以来チェックしなくなってたし。うーむ、再度チェックしてみなければ。
ああっ、「悪魔のいけにえ」や「死霊のはらわた」も久々に見たくなってきたぞ。まあ、「死霊のはらわた2」は少し前に見直したんだけどさ(笑)。ハマー・プロの「ドラキュラ」シリーズ物も見てみたいけど、レンタルでは置いてなさそうだなあ。特に見てみたい「ドラゴンvs7人の吸血鬼」なんて絶対置いてなさそうだ(笑)。
ところで、この対談集はCD-ROMで販売していたものを本にしたもので、その際に内容を大幅カットしたようです。ちなみに元々のCD-ROMは、こちらでまだ入手可能。自分は早速注文しちゃいました。
ということで、1冊目で無事ゲットしました。>へぇ子レアカード
いや、仮にゲット出来なくても、2冊目を買う気はさらさらなかったんだけども(笑)。
とりあえず、ちょっと嬉しかったってことで。

ちなみに、このトレカは全30種類、現在発売中の「ネットランナー12月号」に6枚パックで付いています。
『ミミズ・フライの食べ方』トマス・ロックウェル(早川書房 2003.10) bk1 amazon 楽天BOOKS

早川書房の児童図書シリーズ「ハリネズミの本棚」の最新作。えっと、タイトル通り、50ドルの賭けの為に毎日ミミズを食べる話です。しかも大きさがヘビぐらいの大ミミズ。うげ、うげぇ。しかし小学生ぐらいの子供って、くだらなくて気持ち悪い話が好きだよね。自分も某店の餃子や某店のハンバーグはミミズの肉だと噂したもんです。って、ちょっと違うか(^^;。まあ、とりあえずミミズ食いのマネはしないように。絶対、腹こわすから。
『透明人間』浦賀和宏(講談社ノベルス 2003.10) bk1 amazon 楽天BOOKS

安藤ワールド第7弾。やっと最新作まで追いついた。今回も安藤直樹は登場するが、またもや初登場した女の子の一人称でストーリーは進む。癖になったのか?(笑)>浦賀和宏。相変わらずミステリ度、リアリティ度共に低し。なんだかなー。ミステリ方面からのツッコミが入るだけ野暮だから、もうミステリとして売るのは止めたほうがいいのではないかと思ったり。しかも、今回は安藤ワールドにする必然性も全く無いぞ。一瞬、高里椎奈の妖怪シリーズを読んでいるのかと錯覚したぐらいだ。うーむ、お蔵入りする日は近い。
『学園祭の悪魔』浦賀和宏(講談社ノベルス 2002.2) amazon 楽天BOOKS

安藤ワールド第6弾。久々に安藤直樹本人の登場。しかし穂波留美の友達の女の子の一人称でストーリーが進むので、雰囲気は外伝っぽい。ミステリ度は低し。つーか完璧にホラーだよね。これ。ラストは安藤ワールドを通して読んでいないと、まったく理解出来ず。本当に読者に不親切な作品です。ただ「名探偵」としての行動の仕掛けは嫌いじゃない。安藤ワールドに拘らずに仕上げた方が面白くなったような気がするんだけど。
ところで「名犯人」の登場するミステリって、山田風太郎の『妖異金瓶梅』があるよね。
『記号を喰う魔女』浦賀和宏(講談社ノベルス 2000.5) amazon 楽天BOOKS

安藤ワールドの第5弾。今回は安藤裕子が中心で安藤直樹誕生以前の話。『時の鳥籠』でふれられていた島でのサバイバル体験の話です。鬼畜指数は高く、近親相姦にプラスして、カニバリズム、ファシズムと大盤振る舞い。前作の時点で、うんざりしていたので、もうどうにでもしろっていう感じでございます(笑)。
ところで、さすがに4冊も続けて読むと、つまらない理由がなんとなく分かってきました。
普通、作家というのは小説にリアリティを持たそうとします。または作者の世界に読者を引きずり込もうとする。異常な世界を構築しようと思えば、異常な世界が不自然に思えないような設定を施します。例えば、京極夏彦の小説がとんでもなくありえない結末なのに、凄いと納得しまうのは、結末に至るまでの過程において、登場人物のセリフやあの長い薀蓄で読者を煙に巻き、それによって、なんでもありの世界を作り上げているからです。が、浦賀和宏の小説にはそれがない。物語がはじまった途端、なんの説明も伏線もなく、読者は、いきなりポンっと浦賀ワールドに投げ込まれてしまう。リアリティの欠片もない。また読者を引きずり込むだけの文章力も薀蓄もない。だからインサイダー能力(小説にのめりこむ能力by『インサイダーケン』島本和彦)が非常に低い自分などは、ただ字面をなぞっているだけの状態になってしまうのですね。これじゃあ楽しめるわけがない。
結局、メフィスト賞というレーベル、ミステリというジャンルに囚われるあまり、現代日本、学生を登場人物にすえてしまったのが敗因ではないかと思ったり。ダークファンタジーとして、まったくの異世界という設定であれば、多少、曖昧な設定で辻褄が合わなくても許せるので、てか、そんなものだと思って読んでしまえるので、面白く読めたかもしれない。まあ、戯言だけどね(笑)。
秋月涼介
『月長石の魔犬』講談社ノベルス
『迷宮学事件』講談社ノベルス
以上、読了。
2冊で判断するのは早急のような気もするけど、新刊も出ないし、まあ、いいか(^^;。
蘇部健一
『六枚のとんかつ』講談社ノベルス
『長野・上越新幹線四時間三十分の壁』講談社ノベルス
『動かぬ証拠』講談社ノベルス
『木乃伊男』講談社ノベルス
『ふつうの学校』講談社青い鳥文庫
以上、読了。
文庫版の追加短編が気になるけれど、さむいギャグがどうにも我慢できません。読むのが辛い。
夏緑
『タロット探偵MIKU 風見館殺人事件』ファミ通文庫
『タロット探偵MIKU 人体模型殺人事件』ファミ通文庫
『静寂の森の殺人 理央の科学捜査ファイル』富士見ミステリー文庫
『赤い部屋の殺意 理央の科学捜査ファイル 2』富士見ミステリー文庫
『そして私が消えてゆく 理央の科学捜査ファイル 3』富士見ミステリー文庫
以上、読了。
いつか面白い作品を書いてくれると期待して読み続けていましたが、もう疲れました。
高里椎奈
『銀の檻を溶かして』講談社ノベルス
『黄色い目をした猫の幸せ』講談社ノベルス
『悪魔と詐欺師』講談社ノベルス
『金糸雀が啼く夜』講談社ノベルス
『緑陰の雨灼けた月』講談社ノベルス
『白兎が歌った蜃気楼』講談社ノベルス
『本当は知らない』講談社ノベルス
『それでも君が』講談社ノベルス
『蒼い千鳥花霞に泳ぐ』講談社ノベルス
『双樹に赤鴉の暗』講談社ノベルス
以上、読了。
面白いと感じた作品もあったけれど、とにかく文章が頭に入ってこないので、読むことが辛いのです。基本的な相性が合わないのでしょう。リベザルだし。
佐藤友哉
『フリッカー式 鏡公彦にうってつけの殺人』講談社ノベルス
『エナメルを塗った魂の比重 鏡稜子ときせかえ密室』講談社ノベルス
『水没ピアノ 鏡創士がひきもどす犯罪』講談社ノベルス
『クリスマス・テロル』講談社ノベルス
以上、読了。
登場人物の思考が全く理解できません。ミステリ読んだことのない奴がミステリ書くんじゃねーよ(怒)。
人生も約半分過ぎて、死ぬまでに読むことの出来る本も限られてきました。
今までは、とりとめもなく読んできましたが、この辺で、
「ある程度読んだけど、もう読まなくてもいいや」
「とりあえず読んでみたけどつまんない」と判断した作家を一旦整理していこうと思います。
尚、これは、あくまで自分の好みによる選択で、作家の優劣とは一切関係ありません。
(だから、貴方の好きな作家が「お蔵入り」に入っていたからといって、怒らないように(^^;。)
ちなみに、あえてこんなリストを公開するのは、
もし、「お蔵入り」にした作家の中で面白い作品があった場合、
自分だけ読んでないのはとっても悔しいので
「この作品は面白い!絶対、読め!」という作品があったら教えて欲しいという
誠にもって勝手で、他力本願な理由によるものです(笑)。
ということで、「面白い」という情報がありましたら、よろしくお願いします。
『とらわれびと』浦賀和宏(講談社ノベルス 1999.10) amazon 楽天BOOKS

安藤ワールドの第4弾。でも今回は安藤の出番は殆どありません。前作から登場した穂波留美が探偵役。てか、ミステリじゃないし。それにしても、また近親相姦がらみの話かぁ。うーむ、これだけしつこいと作者になんかトラウマでもあるのかとか勘ぐってしまうな。まあ、いいか。元ネタエロゲーらしいし。長さの方は今回はちょうどいい。これぐらいにまとめてくれた方が読みやすい。ただ、登場人物の大仰なセリフ、理解出来ない行動はやはり健在。しかも後付け設定でどんどん世界が膨らんでいるだけど、これ収拾がつくのでしょうか。ということで、このシリーズ、読み続けるのが疲れてきました(^^;。
『頭蓋骨の中の楽園』浦賀和宏(講談社ノベルス 1999.4) amazon 楽天BOOKS

安藤直樹シリーズ、つーかシリーズというよりもはやワールドだが、その第3弾。やっぱり文章は無駄に長い。ギャグセンスも悪すぎ。例えば、探偵マルコシの小説のタイトルとか笑えない。登場人物のセリフも大仰で読めば読むほど引いてしまう。まだ若いからしょうがないとは思うのだけど、それならそれなりの小説の書き方とかテーマがあるような気が。近親相姦とかそんな話ばっかりなのはいただけない。ちょっとうんざりである。まあ、新しいことに挑戦しようというその心意気だけは認めよう。うん。しかし、浦賀和宏の小説って、エロゲーが元ネタになっているとの情報も。前作『時の鳥籠』はそのまんまらしいし。未確認だけど、なんとなく納得できるなあ。
『ららら科學の子』矢作俊彦(文藝春秋 2003.9) bk1 amazon 楽天BOOKS

殺人未遂の罪から逃れる為に中国に逃亡し、30年ぶりに日本に戻ってきた元左翼学生の物語。『文學界』に連載されていた作品。派手な事件が起きるわけでないのだけれど、行き着く先が気になって引き込まれてしまった。自分自身は、浦島太郎状態になった主人公の哀しさは共感出来なかったのだけど、70年代に学生運動に身を投じていたおじさんあたりが読むとツボにはまりそう。ある意味、おじさん達の再出発の物語といえるかも。多分、若い人が読んでもつまんないでしょう。
『それからのハイジ』シャルル・トリッテン(ブッキング 2003.7) bk1 amazon 楽天BOOKS

ハイジとペーターは結婚するのか?ってことで翻訳者の一人が続編読みたさのあまり、自分で書いてしまったという代物。いちおう1939年に発表された当時は世界中でベストセラーになったそうです。全然知らなかった(^^;。で、内容ですが、ご存知のキャラ総出演なのでそれなりに楽しめます。でもなんとなく、安達祐実の成長過程を見ている感じ(笑)。